MinamotoのLOGOデザインは、デザインする前、クライアントと綿密に打ち合わせを行い、そしてクライアント企業の特徴や好みのスタイルに基づいて、満足するまで調整を続けることが特徴です。また、納品の際、Illustratorデータなども一緒にご提供します。
では今回はMinamotoのLOGOデザイン実例をご紹介していきます。
お客様は家具建材、内装の企業であるため、LOGOデザインに、Minamotoは伝統的な榫卯(しゅんぼう)構造を取り入れました。榫卯構造は建築建材分野で重要な位置を占め、独特な美学を表現することができます。それを用いることで、企業の堅固さや耐久性、さらには伝統工芸への尊敬と継承を象徴しています。
配色に関しては、お客様のWebサイトで選ばれた配色と木材の自然な色合いを参考にし、自然で温かみのある印象を与えるようにしました。
最後、お客様の会社名の頭文字である「T」と「H」を使用し、MinamotoはLOGOを完成しました。正面から見ると「T」の形をしており、俯瞰すると「H」の形が現れます。ラインアートなので、余計なディテールを排除し、榫卯構造をシンプルに表現することができました。グラデーションのある線は躍動感と現代感を生み出し、古典と現代の要素が融合でき、印象的なLOGOとなりました。
お客様は大手企業「XIAOMI」のLOGOを気に入っているため、MinamotoはそのLOGOを参考にして、正方形から、角丸長方形よりも丸みがある「スーパー楕円」を切り出しました。
それに、Minamotoは原研哉氏が語った「運動するマーク」というコンセプトに合わせるため、カーブの角度と全体の形状を調和させ、お客様企業の頭文字である「S」と「Y」を基にしたLOGOをデザインしました。
また、配色はお客様企業の「海洋」理念を反映し、鮮やかなブルーを使用しました。これにより、LOGOが企業の活気と先進的なイメージを表現しています。
お客様は投資、資本企業であるため、Minamotoは「鼎」のイメージを使用しました。鼎は中国の伝統文化において、富裕、繁栄、そして堅固の象徴です。お客様企業の「伝統的な投資理念を尊重しながらも、革新と変革の追求する」という理念を表現するために、鼎の形状を変形させ、右半分を取り出して中国の古銭と組み合わせました。その図形はお客様企業の頭文字である「K」にも対応させました。
古銭は吉祥と幸運を象徴し、「持続的に顧客に富を創造する」という理念を表現しています。最後、配色にはお客様のお好みである暖色のグラデーションを使用し、全体としてシンプルで縁起の良いLOGOが完成しました。
Minamoto Design
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